雇用保険料は毎年少しずつ負担が下がる希少な保険料です

企業にとって通例の労働保険の申告時期が近づいてきました。毎年1回申告して1年分の労働保険料を納めるのです。
労働保険は二つに分かれていて,労災保険と雇用保険で成り立っています。
労災保険はその名の通り労災が起きた時に支払われる保険で,雇用保険は職を失い求職中に支払われる失業保険として使われます。
簡単に言うと加入対象事業者が納める保険料で運営する国管理の互助制度のようなもので,雇用保険の方は事業者と雇用される人が折半して納めるようになっています。
ただし労災保険は全額事業者負担になっています。
同じ保険料でも社会保険料は少々高齢化を背景に年々上がり続けていますが,雇用保険は下がる事もあり近年は0.1%単位で下がり続けています。景気が良くなって求職数が増え再就職できない失業者が減ると,保険料の支払いが減る原理でしょうか。
雇用者の知らない所で給与から引かれる分が減っている事を雇用者はあまり気付いていないかもしれませんが,安くなる希少な保険料なのです。