咲き誇る菜の花を見て、色鮮やかな自然にほっとしました。

あちらこちらで梅や菜の花が咲き始めているというニュースを見ると、春が近づいてきているのを実感します。
水戸の偕楽園では週末、梅を見ようとたくさんの人で賑わっていたようですが、我が家から遠い偕楽園はどうしても行くのが億劫になってしまい、毎年行きそびれていました。
どこか近場で、梅や菜の花などこの季節の花が見られるところがないかな、などと主人と私で話し合っていたのですが、あるときふとネットサーフィンをしていて、我が家からほど近い葛西臨海公園で菜の花が咲いているという情報を目にしました。
葛西臨海公園と言えば水族館しか行ったことがなく、本当に菜の花が咲いているところなんてあるの?と半信半疑でしたが、それほど時間もかからず行けることもあり、まずは行ってみようということになりました。
ついてみると駅構内に公園内の地図があり、どこにも菜の花が咲いている場所を示すものはありません。
しかしとにかく広大な敷地でもあり、歩いていれば見つかるかもしれないと、まずは散策してみることにしました。
これまで水族館か、その近くの一角しか歩いたことがなかったのですが、水族館のある方とは反対の方に歩いて見ると巨大な観覧車や、家族連れが遊ぶ広大な原っぱが目に入り、そしてついにお目当ての菜の花が見つかりました。
といっても満開には程遠く、日当りのいい場所だけに小ぢんまりと咲いていただけですが、やっと目にすることができた春らしい花に主人は大喜びで、買ったばかりのカメラのシャッターを切っていました。
だんだん風が強くなってきたこともあり、海沿いに行くのはためらわれたのですが、せっかく来たのだからと海の方まで足を延ばしてみると、また菜の花が咲いている一角がありました。
今度は先ほどのような遠慮がちな咲き方ではなく、広大な敷地に元気よく菜の花が咲いていました。
まだ春と言うには早く、海からの風邪も冷たいのに、こんなに頑張って咲いているなんてと、胸が温かくなりました。
私たちの住んでいる地域はマンションだらけで、何もかもが石造りで覆われたような場所です。
とりわけ冬になると、冷え切った空気もあって余計にその光景が寒々しく感じられて寂しかったので、こうした色鮮やかな自然を目にするとほっとした気持ちになります。
まだまだ春は遠いけれど、早く凍てついた空気が去り、菜の花のような色座やかな花々が咲き誇る季節が訪れてほしいと思いました。